萌えるシリーズ 萌える法律読本 日々の生活篇
| タイトル | 萌えるシリーズ 萌える法律読本 日々の生活篇 |
| 著者 | プロジェクトタイムマシン |
| 出版社 | 毎日コミュニケーションズ |
| 価格 | 2100円 |
ネタというにはもったいない一冊
レビュー日:2004-08-18 評価:★★★★☆
一昔前は法律相談書というとやたら堅苦しいか、反対に4コママンガチックで必要以上に面白おかしく紹介するものが多かったが、これはその中間か。萌え系キャラに興味を示す人々にマッチする法律を紹介している点で、啓蒙の効果は高いと思う。ネタというにはもったいない一冊。
暮らしの法律本としては出色の出来ばえ
レビュー日:2004-08-10 評価:★★★★★
構成は著者レビューの目次にもある通りですが、1章が契約や悪質商法などについて、2章が借金やクレジットカードについて、3章がその他の身近な話題(敷金トラブル、ストーカー、架空請求など)となっています。イラストや漫画をたくさん扱っているにも拘わらず(←この漢字はこの書籍ではじめて覚えました)、それぞれの話題をかなり掘り下げて解説してあり、とても興味深く読めました。ヤミ金なんかも漠然と怖いというのはわかってはいるつもりでしたが、改めて解説されるとやはり恐ろしいものです(トゴ、トジュウ、縛り直しなど)。付録のCD?ROMには本のデータがPDFで収録されており、帰省の時にノーパソだけ持っていけばよかったのもありがたかったです。身近なトラブルや法律の話題について詳しく知りたい人には絶対におすすめだと思います。また「知りたい」と思わなくても、知っておいて損はない知識だとも思います。
とにかくためになりました
レビュー日:2004-08-07 評価:★★★★★
この著者の本はいつも楽しみにしているのですが、今回は身近な話題ということもあってとにかくためになりました。賃貸アパートに住んでいる身としては敷金のところがとても勉強になりましたこれを参考にぜひとも敷金返還や引越しでどつぼにはまらないようにしたいと思います。借金やクレジットカードの知識も知らないことがとても多く、自分の無知さを思い知らされました。また、ストーカー、チカン、セクハラなんかは男性でも無関係とは言えず、無用なトラブルに巻き込まれないようにしたいとも思いました。これらの項目は男性を対象にした対策法なども書かれていますが、やはりメインは女性だと思いますので、女性の方にはとても参考になるのではないかと思います。
法で萌える日々を護れ
レビュー日:2004-07-31 評価:★★★☆☆
イラストがフルカラーで印刷されているのはカバーと帯とCD?ROMのレーベル面だけです。本文で最初に登場する注釈が「PC-9801」ってのに懐かしいものを感じました。ちゃんと「PC-9801」を持った女の子のイラストもアリ。本書のイラストの少女にはムネがあります。本体は質問と答え形式でマジメな法律の解説ですが、法的な解説以外にアンケート結果や訪問販売への対処法なども表・写真入りで書かれています。付録のCD?ROMには本書のPDF版、デスクトップピクチャ、お楽しみ画像データの他に、ちょっと萌え系な賃貸住宅の「入居退去時の物件チェックリスト」がついてます。
キャッシュカードがあぶない
| タイトル | キャッシュカードがあぶない |
| 著者 | 柳田 邦男 |
| 出版社 | 文藝春秋 |
| 価格 | 1000円 |
| 発送可能日 | 通常24時間以内に発送 |
自己管理の重要さ学ぶ
レビュー日:2007-02-08 評価:★★★★★
良くTVなどでカードによる被害などの話しを聞くが、身近で起こると(知人2名がカード被害にあった)、私個人も災害に備え何らか準備しないといけないという気持ちが強くわく。知人2名からはとても悲惨な話しを聞く。時間がかかる。お金が戻る保証がない。精神的に参るなど。
この本を読み思うのは、最終的には災害になると本人責任が大きいということだ。銀行が責任をとるわけでもない、警察が親身になるわけでもない。常日頃の危機管理を意識することが一番大事なことと学ぶ。
具体的被害が、分かりやすいです
レビュー日:2006-10-27 評価:★★★★☆
スキミングなどでキャッシュカード偽造により預金が丸々引き出される被害が後を絶たないが、それにかんする銀行・警察の対応や、法律としての落とし穴などについて、数々の被害者の状況とともに説明されている。
被害の状況、問題のポイントが、読んでいて分かりやすい。
新聞報道だけでは分からない部分が明白に
レビュー日:2006-04-23 評価:★★★★☆
偽造キャッシュカード被害をまとめた本。
新聞報道だけではわからない、被害者の悲惨な実態、銀行・警察の酷薄な対応が手に取るように伝わってくる。
冒頭に紹介される方は、妻が余命2ヶ月の中、銀行口座から3000万円を盗まれている。
そんな彼に、銀行の取った対応は。警察は?
法律の不備、行政の不備はこんな悲惨な状況を生むのかと考えると身が引き締まる思いがする。
法律上は、口座から勝手にお金を下ろされた人は被害者にはならないのだ。その結果生じるたらいまわし。
彼らの痛みを思うと胸が潰れる思いがする。
良くまとまっており、読みやすい。
銀行について、金融系の犯罪に興味がある人にオススメ。
内容はいいけど、デザイン・値段に難アリ
レビュー日:2006-02-24 評価:★★★★☆
面白いですよ。
読んで損なし。
高名な作家が暴露しないと動かない日本の体質にがっかり。
星の理由は、本の中身はスカスカなのに値段高すぎ、デザインセンスゼロ。
内容はいいのにねぇ。本当に大衆に知らしめたいなら1000円以下にしなさいよ。
槍玉の先にあるものを考えたい
レビュー日:2005-04-11 評価:★★★★☆
柳田邦男も随分特殊な問題を取り上げたなあと思って読み始めたが、とても説得力があるし、かなり本質的な問題を提起している。「キャッシュカード被害者たちは、・・・40年前の公害被害者たちと同じような状況に置かれている」という指摘は、鋭い。 槍玉にあげられているのは、1 まずは、銀行。情報を隠し、責任を消費者(の注意)に転嫁し、規制にも業界をあげて潰してきた。2 次に、警察。被害者を救済するばかりではなく、やっかいもの扱いをして、泣き寝入りさせたり、言葉で傷つけたり、証拠を残す対策をとらず放置した。3 金融庁。外国で消費者保護のための規制があることを知っていながら、銀行の反発を受けてたなざらしにした。4 裁判所。形式的な法解釈により、真の被害者の救済ができなかった。5 国会。何もしてこなかった。 しかしだ。さらに、何故こんなことになったのかを考えたい。単に、銀行などを槍玉にあげて済む問題ではない。一つには、日本が安全だ(とみんな思っている)からだ。外国(途上国)を含む)で、カードに関する規制が進んでいるのは、カード犯罪が常識だからだ。別に、日本が遅れているからではない。 それと、妙な平等主義、大衆主義がある。銀行だって馬鹿でないから、カード詐欺に備えて預金者から保険料をとりたいのだろうが、「預金者から保険料をとるなんてなんて銀行だ」という批判が怖かったのだろう。 さらに、国民の間に技術信仰がある。欠陥があることを前提にしてた仕組み(フェール・セーフ)を考えていない。 これらの問題は日本人の意識に根着いているので、なかなか払拭できない。しかし、払拭できないとすれば、形を変えて同じ問題が出てくるだろう。 それにしてもこの本が契機となって銀行の姿勢が変化したのだとすれば、「ペンは剣より強し」を地で行っている。